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​青年部創立40周年記念 歴代部長対談

設立30周年から40周年に至る10年間の間で青年部長を務められてきた
歴代部長と現部長にお集まりいただき、十勝電気工事業協同組合青年部
30周年から40周年、そして50周年青年部への未来を紡ぐという題目で、
3つのテーマに沿ってお伺いしていきます。

​第7代部長 大上真一
 

​第8代部長 佐々木信二
 

​第9代部長 板倉利幸
 

大上 
私が入った時は内輪の集まりみたいでしたね。
楽しくやろうぜみたいな部分が強くて入ったときは道工組、全日なんて全然関係ない、ここだけ楽しければいいみたいにやっていて。
最初は活動も総会とボウリング大会くらいだったかなと思います。

時代が変わるにつれて情報社会になっていって、技術の進歩だと
思うけど組織の在り方も変わってきたなと思いますね。
わたしの頃から少子化高齢化っていうのは言われていて、
如何に新しい人を入れてっていう感じでやっていこうと言い出したのが、
多分私が十勝の部長を退いたぐらいからかと思います。

時代は目まぐるしく変わっていってるから、今外部に向けた組織PRが
すごい大事になってるんじゃないかなと思いますね。
昔はやっぱり内向き、今はもう外向きな話。
今はやることがすごい難しくなってるんじゃないかな、
それこそ内の繋がりを作るのが今すごい難しいんじゃないかなと感じてます。

​テーマ1 40周年を迎えて、入会したときの青年部と
​今の青年部とを比べてどんな変化がありましたか?

 

​佐々木 
役員に上がった時は24歳で理事、10期20年だねと言われて
私はそんなやりませんよって言ってて、結果は11期22年になってしまいました笑
それでもやっぱり内輪向けで本当に楽しく遊んでたし。
ただ、仕事も父親と2人の会社だったので応援も頼めないし、そんなときに
部活みたいな感じで青年部に入れっていう感じで入りました。
その頃の部長たちはなんとなくだけどやっぱり飲んで遊んでの青年部っていう笑

 
武藤さん(第六代部長)ぐらいから役職を道工組の会長をやられて、大上さんが会長をやられて、、、段々段々本当に何か外部に向けてというか、
世界が広がったっていうのか、十勝だけでやってるけども、やっぱり札幌とか、
同世代はこんなことをやってるんだと逆に言えば大上さんのように全国とか
行けば同世代の人がもうすごいことやってるわけですよね。
同じ対等の立場でいろいろ勉強させてもらったっていうのは大変勉強になったし、
もちろん遊ぶのが好きだから遊んではいたけれども笑
外部発信はやっぱり30周年から急に増えてきたっていうイメージがありましたね。外から本当に良い刺激を受けました。

​板倉
私はたしか武藤さんが部長のときに部員として入ったと思います。
理事になったのは大上さんが新部長になったタイミングじゃないですかね。
僕の印象は函館大会がめちゃめちゃ印象的で組織の事が、
はっきりわからないまま参加してたじゃないですか。
武藤さんが道工組の会長やってるっていうのも知らないで参加してたんだけど笑

いつもの知ってる武藤さんが150人の前で喋ってるわけですよ。
なんだこれはと笑

そして意見交換会をするんだけど、同業との繋がりって何か面白いなと
それだけ強く思ったんですよね。やっぱり抱えてる悩みとか重なる部分が
あって、でも各地で電気工事屋としてみんな頑張ってるっていうのが
本当、同士みたいなのがあって青年部って面白いなって思ったのが、
函館大会でした。

 
今は繋がりが少し昔と比べたら弱くなっちゃったかなっていうのは
あるところですね、本当の在るべき姿ってその昔の良かった部分、
飲むのが目的という時もあったんですけど笑

それってやっぱりすごい大事なんだと思いますよね。そこがないといろんな
事業もなかなか難しい。今はやることすごく増えちゃって、
逆にそっちに追われちゃってるんだけど、本来はやっぱり青年部の仲の良さっていうのを中心に置かなきゃ駄目だから。今やってることが決して悪いわけじゃないんですけど、それに昔のような仲の良さっていうのもプラスしなきゃならないと感じています。

​テーマ2 十勝の事業で記憶に残っているものなどを、
お聞かせいただきたいと思います。

大上
これはもう30周年
そうだけれども実際一番記憶に残っているのは、
新十勝電気会館(組合)の建設ですね。仕上げもみんなに手伝ってもらって、
みんなでこの会館を作っていますからね。

私は当時現場代理人をやらせてもらって、3社JVでその時の部員さんも
配線も来てくれたし、最後の仕上げの時はもう事業でやりますよと。
あと太陽光パネルが外壁面についてるんだけど、これの施工の研修会がてら
下に蓄電池とかあるから、それの講習会も合わせたり、OAフロアの配線、施工
をみんなに手伝ってもらって出来上がったからこれが一番の思い出ですね。

佐々木


 

事業はね、やっぱりイルミネーションかな。
今回のイルミネーションで藤丸さんがもう引退するんだよね、
藤丸さんと共にだったんだけど。
そう考えたときの初代メンバーってのは今は僕しかいないなぁ。
雪だるまを作ったりとか、、笑
人が繋がるとね大きいことができると思います。
それを何か教えてもらったっていうかね。1人ではできない。

いろんな全国の事業だとかっていうのを見せてもらってるけど、
あのイルミ自体は本当に1、2位を争うんじゃないかなと思います。


次はプロジェクションマッピングって話も出たけども、
もうこれからは木が大きく
なっていくから、
やっぱりプロジェクションマッピングとかの方が人がいなくなれば
どっかに設置して投影できるとかっていうことができる。

だから今の部員の人たちがそんなのまたやらされるのって
思わないで、
やってやる!って自分で思ってくれたら
成功するんじゃないのかなと
​思います
本当にマッピングできたのかと!ありがとうって!心の中で(笑)

板倉
僕の時はもう十勝ってそれこそ北海道を代表する単会みたいに
なっていましたね。武藤さんがいたり、大上さんがいたり、
部員数も北海道で1番多いですし。
十勝だからできる事業っていうのには、一応僕の中ではコミットしてたというか。十勝らしさとか、うちらじゃなきゃできないことっていうの、そこは青年部として
活動できる他の一つ一つの会社じゃなかなかできないっていうのを意識して
やってきたつもりではあります。
それをみんな察してくれて、色々な事業をやって、それこそねあのオーガ研修
とか、多分あれは青年部じゃないとできないことだったと思いますし。

技能競技大会(40周年記念事業)はずっとやりたかった事業で、全国大会も
みんなで見てたから。結構感動するじゃないですか。あれを十勝でやることで、その職人の誇りとか、魅力とかっていう発信にもなるし育成にもなるし、いろんな意見はあるけれども、でもその全国大会で例えば優勝者が十勝から出たってなったら名実共に、日本一の職人ですって言えるわけじゃないですか。
十勝から優勝者が出るというのが夢です。

 

​テーマ3 50周年にむけて、今後の青年部に期待すること
アドバイス等あればお願いします。

大上
正直言うと、私が青年部をやってた時代から比べたら、
今、素晴らしい活動をしてもらってるって思ってる。
ただ昔を思い出して、内の繋がりの強さっていうのも、
もう一度思い出してほしいなって思いますね。
それは親組合ともそうだし、事務局ともそうだし、もちろん青年部員同士もね。
繋がりっていうのは一番大事にしなかったら事業の成功に導けないものが
あるだろうから。より一層、繋がりを強めて内の繋がりを使って外に発信する力が
もっと強くなれば十勝っていうものが全国に名を届ける活動が、
もっとできるようになると思います。


でも今の活動一つとっても、全日の会長やってたからこそ知りえる情報だけど、
もう全国どこに出しても恥ずかしくない活動をしてると思ってるので、
この活動は継続をしてさらに発展していってほしいと思いますね。

 

佐々木

やはり一番大事なのは繋がりだと思いますね。

自分の時代は親理事と旅行に行ったりとかそういうこともあったからね。

そのおかげで仲良くなれたし、色々とコミニュケーションが図りやすくなったり。

青年部の活動ってやっぱり親組合に報告の義務もあるし、相互関係は大事になってくると思う。それこそ本当にどんどん密になっていければ業界自体が楽しくなってくるのかなと思う。

あと今の青年部の人たちには逆に言えば、もう事業の数を厳選してもいいのかなっていう時代に入ってきてるかもしれない。

やっぱり事業も研修も結構飽和状態になってきているのも見えるし、

あと携わってるメンバーも偏ってきたりとか、そういうのもなくすように

決め打ちして、これをみんなで頑張ろう!というのも良いかもしれないですね。

その時その時の部長のカラーがあるので、部長カラーにあったその時代の

​事業をやっていってもらいたいですね。

板倉
佐々木さんの言ってる通りのことを言おうと思ってました(笑)
やはり時代が変わっていくので、その固定の事業はやらない方がいいと
思いますね。その時代時代に合わせた、求められてるものをやるのが良いなと、
青年部だからこそ新しいことができると思うので。
ベースがあってやっていくんだけど、青年部はそこを変えれると思うので、
でも大切なものは残してほしいし、でも新しいこともやってほしい。
でも人も限られてるからそれは捨てるとこはちゃんと捨てて、捨てる代わりに
新しいことをやる。
手元がどんどんいっぱいになっちゃうので、新しいことをやるには
やっぱり捨てなきゃならないじゃないですか。
ただ青年部としてやらなければならないこともあるので。
その時の理事さんで話し合ってやっていってほしい。
ただの親睦団体ではなくて業界を少しでも良くするための活動を続けていって
ほしいです。
私も残りの2年間はそうしていきたいと思っていますね。

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